ソロライブいよいよ明日です❕ |
カレンダー
カテゴリ
以前の記事
2022年 01月 2021年 12月 2021年 11月 2021年 09月 2021年 08月 2021年 07月 2021年 06月 2021年 05月 2021年 04月 2021年 03月 2021年 02月 2021年 01月 2020年 12月 2020年 11月 2020年 10月 2020年 09月 2020年 08月 2020年 07月 2020年 06月 2020年 05月 2020年 04月 2020年 03月 2020年 02月 2020年 01月 2019年 12月 2019年 11月 2019年 10月 2019年 09月 2019年 08月 2019年 07月 2019年 06月 2019年 05月 2019年 04月 2019年 03月 2019年 02月 2019年 01月 お気に入りブログ
最新のコメント
メモ帳
検索
最新の記事
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2021年 11月 27日
ついにソロライブ、明日に迫ってきました!
コロナの感染状況が下火になっているこの時期に 今回のプログラムのハイライトはバルバラの 「黒い太陽(Le soleil noir) 」です。 バルバラの世界観、人生観が凝縮して詰まっている、との 印象をわたしは抱いています。 音楽的にも、アップテンポとバラードが交互に繰り返されるなど、 難曲です。 訳詩も難しくて、私はフランス語で歌うことにしました。 とは言え速いテンポに舌の動きがなかなか追いついていかない などと、挑戦し甲斐のある曲です。 内容をかいつまんで紹介したいと思います。 重苦しいこの世界を抜け出して、もっと気楽な楽園へとわたしは 逃れてきた。 「燃える太陽」、「荒れ狂う海」、潮騒はひとつの歌のよう。 わたしはモーツァルトを忘れ、軽やかな音楽を楽しんだ。 気ままに暮らし、ときには思いっきり生命を燃やした。 だが、何処かで大地が割れた。 何処かでひとり子どもが死んだ。 太陽は暗い。・・・・絶望 この地上の何処かに誰も苦しむことのない場所があるのなら、 戦争を終わらせることができるのなら、 あなたがたの涙を終わらせることができるのなら、 わたしは明日にでも出かう。 けれどもわたしは疲れ果てた。 どうかゆるして欲しい。 絶望を胸に、 今夜あなたのもとへ戻る。 傷だらけの心を抱いて #
by kanaikazuko
| 2021-11-27 09:41
| ソロコンサート
|
Comments(0)
2021年 11月 14日
”ピアフとバルバラ”
歌: 藤井レイ子 & 埴生美伽子 ピアノ: 坂下文野 企画・演出: 瀑一人 昨日、上記の大阪公演を見に、急遽大阪へ行ってきました❕ 関西での最終公演です。 数日前ネットで知って、何か新しいコンサートの予感がして ぜひ見てみたいという思いに駆られて行ってきました。 期待に違わず、これまで見たことのない形のコンサートでした❕ お二人の熱唱と情熱的なピアノが素晴らしかったのは勿論ですが、 従来のコンサート形式とは違い、また芝居(その中に歌がはめ 込まれるといった趣向)とも違い、あくまで歌がメインではある けれども、歌と歌の間のセリフ、語り、芝居によって、 ピアフ、バルバラの世界がより深まり、広がって開花すると いった趣向がみられたような気がします。 巧みな照明もとても効果的だったと思います。 企画・演出が斬新で、ピアフとバルバラ、それぞれの生きた 証とその熱量が、観客の魂を確かに揺り動かしたのではないかと 思いました。 今後のライブ活動のあり方を模索している私にとって、 大いなる刺激となり、また勉強になりました❕ 出演者の皆様、演出家の瀑様、公演後の慌ただしい時間に しばし交流の時間を設けてくださったこと、本当にありがとう ございました。 金井かず子 #
by kanaikazuko
| 2021-11-14 14:05
| シャンソン
|
Comments(0)
2021年 11月 06日
ライブの構成・内容について Ⅰ部では、今回初めての挑戦となります、パトリシア・カース、ミーナ を始め、ミシェル・ポルナレフ、ララ・ファビアン、またリクエストの多かった ジャック・ブレルの曲を用意しております。 Ⅱ部では、わたくしの自作詩を3曲披露させていただきます。 なんと言ってもハイライトはやはりバルバラです。 はじめての曲も含めて6曲、存分に味わっていただきたいと思っています。 プログラムを公開いたしますのでどうぞ参考になさってください。 なお日本語歌詞のものは全曲金井かず子の訳詩でお送りいたします。 #
by kanaikazuko
| 2021-11-06 09:16
| シャンソン
|
Comments(0)
2021年 09月 05日
九月の恋(自作の詩第3作目) 作詞 金井かず子 原曲 Chopin /Waltz イ短調 編曲 金井かず子 1.真っ赤に染まる曼殊沙華のように 九月の恋は切なく燃える
さわさわと風に揺れる萩のそよぎ 心騒ぐ秋の夕暮れ
「吾亦紅(われもこう)」の歌を口ずさみながら ”自分を生きる“と心に誓う(注1)
離れてはいても同じ月を見上げる 心通わす秋の夜空
2.真っ赤に染まる曼殊沙華のように 九月の恋は切なく燃える
今宵あなたの熱き血潮に触れて 心酔いしれる秋の夜長
歓びも憂いも胸の奥に秘めて この恋は永遠(とわ)に美しくあれと(注2)
今宵あなたの熱き血潮に触れて 心酔いしれる秋の夜長
3.栗色に染まる霧雨に濡れて 寄り添い歩くひとつ傘の下
真っ赤に染まる曼殊沙華のように 九月の恋は切なく燃える
九月に入り、連日秋雨前線の停滞でしとしとと冷たい雨が降り続いていますね。 ついこの間まで暑いこの間まで暑い暑い!と騒いでいたのが嘘のような気がします。
コロナ感染の急激な拡大によって、医療体制の崩壊、自宅療養者の相次ぐ死亡、 さらには政策の行き詰まりから政権交代、解散総選挙へと目まぐるしい情勢の 変化の中でなかなか先の見えない今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?
いよいよ自作の詩、第3作目の発表です。
つい2,3日前のことです。お気に入りの森を散策していて、思いがけなくも 曼殊沙華の花が一輪ひっそりと咲いているのを見つけました。
もうその季節がやってきたの⁈ と感慨深い思いで、思わずシャッターを切り した。 そして昨年の秋作詩したこの曲を急ぎアップすることにしたのです。
私の中でのこの花のイメージは 「華やかさと寂しさと」でしょうか。 このイメージをもとに作詞してみました。 曲はショパンの「ワルツイ短調」をお借りしました。
ちなみに曼殊沙華の花言葉を調べてみるとは次のとおりでした。
情熱、独立、再会、転生 思うはあなたひとり
1作目「ふゆがれた森の小道」では、こもれびの中で生まれた初々しい恋心を、 2作目「めぐりくる春」ではいのちあふれる春の森で、ときめく心と愛の深まり を予兆する詩となっています。 そして今回「九月の恋」では初秋の景色を背景に、さらに深まりゆくふたりの 愛、燃える想いと、抑制のきいた秘めやかな大人の恋をイメージして詩を 作ってってみました。
「この恋は永久(とわ)に美しくあれ」 とは私の祈りでもあります。
恋は人生の熱狂、いのちの輝き、このテーマは当分続きそうです。
(注1) この部分の詩は杉本真人の『吾亦紅(われもこう)』という曲の 次の歌詩 に触発されたものです。 「 ………… 親のことを気遣う暇に 後で恥じない自分を生きよ あなたのあなたの形見の言葉 守れた試しはないけれど あなたにあなたに威張ってみたい 来月で俺離婚するんだ そうはじめて自分を生きる あなたにあなたに見ていて欲しい ………………」 (注2) この部分の歌シリーズ詩は音声収録後に修正したものです。
#
by kanaikazuko
| 2021-09-05 19:02
|
Comments(0)
2021年 08月 21日
Le Bal des Laze(ラーズ城の舞踏会) 作詞 Piere Delanoe 作曲 Michel Polnareff 意訳(語り部分) 金井かず子
Jeserai pendu demain matin Dansle château . Loindu château.
僕は明朝 吊るし首になるだろう すべては6月の今夜におこった
ラーズ城ではジェーンの成人を祝って 盛大な舞踏会が催された 煌びやかな衣装や宝石をまとった大勢の貴族たち、 さらには女王陛下までも招待された
僕は庭に潜んで拳を握りしめて ジェーンとフィアンセが踊るのを見ていた
僕は明朝吊るし首になるだろう 僕が処刑されるとき ジェーンはほんのちょっぴり心の痛みを感じるだろう 何故なら城から遠く離れたところで 僕とこっそり 逢引きをするのが 彼女の楽しみだったのだから
僕は明朝吊るし首になるだろう 新聞にはほんの数行の記事しか載らないだろう 僕は取るに足りない殺人者に すぎないのだから
Çafera quatre lignes Jene suis qu'un vulgaire assassin Dece château.
僕は明朝吊るし首になるだろう 僕の存在は 城の世界にふさわしくないのだから ミッシェル・ ポルナレフのこの曲は、舞台がイギリスの貴族の館(ラーズ城)で、事件は城の娘(ジェーン)の成人&婚約を祝う舞踏会が催されたことに端を発します。(架空の物語なので、名前も全て架空の名です。) 主人公はこの館の使用人でジェーンとは密かに恋愛関係にあります。 彼は舞踏会の間、庭に潜んでジェーンと婚約者が踊るのを拳を握りしめながらじっと見ています。 厳かに鳴り響く大聖堂のオルガンの調べに乗せて、主人公の憎しみと狂気が淡々と語るように歌われていきます。
「僕は明朝吊るし首になるだろう。」「僕の存在はこの城にふさわしくないのだから。」とくりかえし歌われます。
ミッシェル・ポルナレフ― 華々しき経歴(その光と影)
この曲は1968年発表された曲で、ミシェルの2枚目のアルバム(この曲と同名のタイトル)に入っています。このアルバムは「ディスク大賞」を受賞しました。
この曲が彼の他のヒット曲と比べて何か異質な感じを抱いたのでWikipediaで調べてみたところ、父親はユダヤ系のウクライナ人で、なんとエディット・ピアフやイヴ・モンタンに楽曲を提供していた作曲家・ピアニストであり、母親はフランス人のダンサーということがわかりました。 ミッシェルは幼少の頃から才能めざましく、コンセルバトワール(パリ音楽院)に入学してクラシックピアノの英才教育を受けていました。
しかしエルビス・プレスリーの歌に出会ってからクラシック音楽への情熱を失い、クラシック音楽への道を強要する両親に反抗してギターを片手に家出をしたといいます。 その後はさまざまなロックコンテストに優勝して、1970年以降は世界にヒットを飛ばしフレンチポップスのスーパースターとして活躍、日本にも3度来日公演をしています。
疎外される者(ラーズ城の世界とは?) ミッシェルにクラシック音楽への道を強要した父親の出自からして、フランス社会に対する葛藤を十分に伺うことができますし、ミッシェルも両親に反発したことから始まって、彼のフランスに対するアンビバレンツな想いも今では理解できる気がします。
デビューに際してフランス人受けする名前に変更するよう勧められた時もあえてウクライナ人とわかる本名を通した、というエピソードや、後に税金未納問題(付人の着服によるもので、彼に罪はないことが後に認められます)のために一時アメリカへ移住している間 “Lettre a France”(フランスへの手紙)でフランスに対する切ないまでの想いを歌っていることなどからもうかがうことができると思います。
“Le Bal des Laze”(ラーズ城の舞踏会)は明らかにMichelのフランスへの愛と憎しみ、悲しみや怒りが創作のエネルギーとなって表現されたものではないかと思われます。
数々の奇行のエピソードもここでは具体的には触れませんが、彼の天才性と相まって、やはり内に秘めた疎外感や哀しみが彼にそうさせたのではないだろうか?! と思うのですが如何でしょうか? #
by kanaikazuko
| 2021-08-21 20:22
| シャンソン
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||